GoogleAdWordsの失敗例①適切な管理・構成がされていない

GoogleAdWordsの失敗例①適切な管理・構成がされていない

GoogleAdWordsのメモと言いながら、プロモーションネタやブログの書き方など、

完全に脱線しまくっている当ブログです。

 

久々ですがGoogleAdWordsネタを書きたいと思います。

先日から友人がAdWordsを使用しており、そのバックアップを行っておりました。

 

と言っても、最初にキーワードの選定方法と文章の書き方など基礎的なものを教えて、

あとはたまーにデータを見る程度だったんです。

結果としては10万近い広告費を一瞬で使い果たし、問合せはわずか2件。成約はゼロ。

 

一言で表すなら「失敗」です。

 

今回の失敗で、やらかしがちなミスが見えたのでお伝えしたいと思います。

これは多くのクライアントさんでも見られ、その多くはネットの情報を利用して独学でやる方。

 

(GoogleAdWordsの公式の利用方法以外を利用したりコンサルを入れないケースを独学とさせていただきました。

尚、オススメの資料は過去の記事でも紹介していますがGoogleが提供する試験対策ガイドです。

GoogleAdWordsをはじめる前に”無料”で読むべき本…ではなく資料:http://adwords.atlas.ac/GooglePartners/?p=79

あとは、バイブル的な「世界一読まれているグーグルアドワーズの本/ペリー・S・マーシャル」ですね。

こちらも上記で紹介しておりますので、参考までにどうぞ。)

 

前置きが長くなりましたが、やらかしがちなミスをまとめると共にその対処も考えていきましょう。

 

1:適切な管理・構成がができていない

2:正しく分析ができていない

3:急ぎすぎて「表示回数」「クリック数」だけ見ている

4:アドワーズで孤軍奮闘するために必要な知識とスキルの不足

 

そして、書いてみたらかなーり長くなったので、1つの項目につき1記事用意しました。

今回は「適切な管理・構成ができていない」から行きたいと思います。

 

 

 

1:適切な管理するための構成を考える

 

一番最初に大切なこと、それは適切な管理をするということだと思います。

 

GoogleAdWordsで成功するためにはナイスでキャッチーなタイトルと文章を作る。

そして、より上に表示されるためのクリック単価を設定する。

 

しかし、実際にはこれだけではないし、そもそも間違っていると言えます。

しかしながら、やっぱり上に表示されるのが全てという考えがあり、

なおかつその上に表示するためにはクリック単価を上げるしかないと考える方も多く、

関連してか以下の記事が人気となっています。

 

「First Page Bidを下回る」と言われた時の対処法 | グーグルアドワーズ認定資格社のメモ

http://adwords.atlas.ac/GooglePartners/?p=362

 

表示されてるから助けて!ってケースもあるでしょうけどね。

実際には、GoogleAdWordsのテキストやテストでも出て来るルールがあり

 

上限クリック単価 × 品質スコア = 広告ランク

 

があり、この広告ランクによりどこに表示されるか決まっています。

現在は上記だけの単純な計算ではないと言われますが、決して上記が終わったわけではありません。

 

さて、話が少しそれましたがナイスでキャッチーなタイトル付けたり、

素敵な文章を用意するのも大事ですし、上位表示なども重要ですが、

その前に「管理」することがもっとも重要であるわけです。

 

会社経営をする方、個人事業主の方はよくよく理解していると思います。

俗に言う黒字倒産は、経理がしっかりとお金を管理していないから発生しますよね。

商品を売った代金が大手のため半年に一回しか支払われないとか、

まとめ買いで安いからと一気に仕入れたら、運転資金が足りなくなったとか。

 

経理とは違いますが、GoogleAdWordsは「広告費」という大切なお金を使うので、

今回はあえて経理の話で例えてみました。

 

ではGoogleAdwordsの管理とはなんでしょうか?それは

  • アカウント
  • キャンペーン
  • 広告グループ
  • キーワード/広告

です。書籍や図解しきのタイプだとわかりやすいのですが、

一部(GoogleAdWords認定資格用資料も含む)は文字だけで上記の違いを説明しており、

少し理解に苦しむケースもあります。私も勘違いをしたことがあります。

 

とってもいい図解と、説明があるサイトがあったのでリンクしておきます。

 

アカウント、キャンペーン、キーワード、広告などの関連性

http://listing.cn-door.com/employment/53.html

 

上記記事の下に適切な構成の例がありますが、こちらでもサンプルを作ってみましょう。

過去にあったクライアントさんに関連して、ハム・ソーセージを扱う楽天ショップです。

ギフト・贈り物もありつつ、家庭用の物やパーティ用など色々取り揃えており、

単純に各部門での売上アップを目指して使用したとしましょう。

 

アドワーズでのキャンペーン、グループ、キーワード/広告の分け方

 

 

なんとなくこの例でイメージしてもらえたでしょうか?

キャンペーンでは予算やスケジュール、地域などが選べます。

次に広告グループは対象キーワードや入札方法になってきます。

そしてキーワードはそのままキーワード、広告はキャッチや文章が入ります。

 

キャンペーン

キャンペーンで分けることにより、予算などが決められるので、

上記のように「お歳暮のキャンペーンで○万円の予算」とか決まっている場合などに便利です。

またスケージュルも同様ですし、例えば地域が別れているので、

「北海道には十勝牛のローストビーフを、沖縄にはあぐー豚のソーセージを宣伝したい」って時に

キャンペーン単位で分けておくことで、地域ごとのアピールが可能です。

または「牛肉、豚肉、鶏肉」といった分け方も一つかもしれません。

 

広告グループ

次に広告グループですが、ここでは「キーワード、文章」が異なると思って下さい。

豚肉に関するキャンペーンで、ハム、ソーセージ、ベーコンがあったとします。

ハムのお客さんに「絶品粗挽きソーセージ!噛みごたえ抜群の粗挽きソーセージは…」と見せて売れるでしょうか?

頭の中で「ハム」と思って検索してみたら「あらびきソーセージ」って。

ハムはハムの用途があり、あらびきソーセージとは違う良さがありますし、

見ている人が「ソーセージもいいかな!?」と思ってクリックしたら「ハム」のページ。。。

こういう問題が置きないように広告グループをわけることが重要です。

 

キーワード、広告

そして最後にキーワードと広告。みなさんが見る「AdWords」の部分ですね。

ここはまた別で説明しますが「スキル」と「経験」と「知識」の勝負です。

コンサルに入っての経験ですが、ここを触るだけで広告ランクアップが多々ありますし、

最終的なコンバージョン率を上げたり、無駄なクリックを避ける意味でも効果的です。

ただ、だからこそ「独学」では厳しい部分もあるんですけどね。。。

 

 

管理を怠ると効果測定が出来ない

 

正しく管理する目的は、効果測定をするため。そう、分析のためですね。

構成が間違っていると、出て来る結果もあいまいなものとなってしまい、

分析に時間がかかったり、そもそもミスリードする可能性があるということです。

 

先程の図、実は仕込みがありますので今一度見てみましょう。

 

 

アドワーズでのキャンペーン、グループ、キーワード/広告の分け方

 

 

家庭用キャンペーン、ソーセージの広告グループ内に「業務用ソーセージ、朝から晩まで…」というのがあります。

一方で、訳あり・セール品のキャンペーンにも「業務用」という広告グループがあります。

 

家庭用キャンペーンの方に、業務用のキーワードを入れた場合ですが、

訳ありキャンペーンの方の業務用広告グループと被ってしまいます。

この場合、広告ランク等を参考として優先順位が決定するのですが、

片方が消えることで実際の需要が見えにくくなるケースがあります。

 

家庭用キャンペーンの「業務用」はあくまで「家で使うなら安く・お買い得に」という人向け、

訳ありキャンペーンの「業務用」は上記も含みつつ「安くてお得な贈答品」も含まれます。

さて、こうなってくるとギフトキャンペーンにも「業務用」がいるのか?

しかも広告ランクの都合で訳ありキャンペーンがほとんど上位表示されてしまった場合、

家庭用キャンペーンなどは「需要がない」と判断されてしまうと思います。

実際には、業務用キャンペーンよりもコンバージョン率が高い場合や表示回数も多かった場合等、

せっかくのチャンスを失ってしまうということが考えられます。

 

ABテストは重要である一方、キャンペーンをまたいだ上で、

なおかつ部分一致するのみ、ABテストの目的もない場合には、

上記のような状態はあまりオススメ出来ません。

 

このようなケースを含め、正しい結果が得られないことにより、

広告戦略などが間違った方向にすすむことも考えられるため、

しっかりとした構成と管理、分析が大切と言えます。

 

最後に、間違ったキャンペーン管理の実例を見てみましょう。

 

 

アドワーズの失敗例…実際にあった「間違ったキャンペーン管理」5選

 

最後に、実際に見たことがある間違ったキャンペーン管理10選を見てみましょう。

 

 

1:キーワード型

 

一番よくあるケースかもしれません、キーワード単位で管理されています。しかもグループがほぼ機能していません。

例は先程につづいて「お肉」ネタでいきますね。参考までにどうぞ。

 

例:

キャンペーン 広告グループ 広告・キーワード
牛・牛肉・ギフト 牛、和牛、お歳暮、お中元、贈り物…
豚・豚肉・ギフト 豚、豚肉、お歳暮、お中元、贈り物…
鶏・鶏肉・ギフト 鶏、鶏肉、お歳暮、お中元、贈り物…

 

このような状態で「お歳暮キャンペーンで広告費が10万ほど…」ってことで、

「どうしたら予算の管理できるんですか。AdWordsだと辛いですね…」と。

たしかに、こういう分け方をしてしまうと「辛い」のはわかりますが、

広告グループと広告・キーワードが重複したり、かくキャンペーン毎のグループやキーワードが重複しております。

 

尚、以下の様な場合だとまだキレイな管理だといえます。

 

キャンペーン 広告グループ 広告・キーワード
牛・豚・鶏 牛肉 ギフト、あぐー豚 贈り物、鶏鍋 お歳暮
ギフト お歳暮・お中元・返礼品 ハム ギフト、鍋用 贈り物、

 

何が違うの?となる部分もあるかもしれませんが、キャンペーンから広告グループ、キーワードまで関連性を持つとともに、

キャンペーンを分類すると広告グループ、広告グループを更に分類するとキーワードの関係が成り立っています。

また最後の広告・キーワードが各グループごとで被ることがない(少ない)ため、きっちりと枝を広げられている状態です。

 

前の分類は逆に、広告やキーワードの重複がなんども見られており、同じワードを複数の広告グループで狙っております。

結果的には広告費の浪費を抑えるために、一部のキーワードの時に特定のグループが表示されなくなってしまう、

枝を広げ、葉をつけたはいいけど別の葉に隠れてしまっている状態といえます。

 

 

2:とりあえずキーワードをコピペ型

 

これは広告予算を渡されて、担当者がとりあえず運用している際に見たケースです。

しかし、初心者の方もやりがちですので掲載しておきます。

 

それはとっても簡単、特定のワードを決めてキャンペーンまたはグループに設定した後に、

その特定のワードでキーワードツールを使用し、出てきたワードを全部(または上位の一部)を入れるというもの。

圧倒的に重複するとともに、ターゲットにしていないユーザーにも広告が表示され無駄になります。

 

独学でやって「キーワードツール」というものを使ってそのまま入れてしまい、

5万や10万の広告費が一瞬で消えてしまい、結果もなにも残らないのがこのケースです。

または会社から設定された広告費に対して、とりあえず消化するために表示しているケース。

後者に関しては、ディスプレイ広告で認知度を上げたいなら決して悪くないのですが、

検索対策広告にするならこのやり方はオススメしません。

 

 

3:全てのキーワードがオール・イン・ワン型

 

タイトルが示すとおり、キャンペーン一つ、グループ一つのみ。

で、キーワードが複数登録されている状態です。

 

これも比較的独学、しかもちょっと勉強してとりあえず始めた人に多い気がします。

説明するまでもなく管理と構成の問題からオススメできない方法です。

 

 

4:全てのキーワード分散型

 

先程のオール・イン・ワンの逆、全てのワードで細かく分けられているケースです。

キャンペーンはある程度まとまってますが、グループが1単語ごとぐらいで、

更にはキーワードもその中に数個、時に1個の場合もあります。

 

これは正しい構成に近い一方、管理に問題が発生します。

そもそもキャンペーンが多くに分かれているため予算の配分が難しくなりますし、

それこそキャンペーン単位で見ると「300円、700円、2000円…」となります。

またキーワードの見直しなども、各キャンペーンや広告グループ単位で調整が必要となり、

気がつくと重複しているケースも多々見られます。

 

 

5:時系列型

 

そろそろ「嘘だろ!?」って言われそうですが、多くを見るほどいろいろな管理があります。

最後の一つとしてあげるのは「時系列型」とします。

2016年2月に作ったキャンペーン、2016年8月に作ったキャンペーン…

で、言うまでもなくグループやキーワードがコピペされまくっています。

地味にキーワードが違ったりするのですが…

 

コレに関しても管理・構成に問題がありますが使い方もあるかなって思います。

例えばですが、2016年2月のキャンペーンを2016年8月に「改善」したとしましょう。

その時に2月のキャンペーンは予算をなしにしたままで、8月のキャンペーンをスタートすることで、

その改善に合わせた変化を見ることが可能になるといえます。

 

実際には、季節的な変動や時期的な変動があるので単純には比較できませんが、

こういった「過去のデータ」として置いておくのはありではないかと考えます。

ただし、両方に予算を配分するのは無駄なのでやめましょう。

 

以上がよくある間違ったキャンペーン管理5選です。

 

そして、今回の記事「Google AdWordsの失敗例①適切な管理・構成がされていない」は終了となります。

是非、皆さんの管理方法とも見比べてみて下さい。