”PR”をなんと読むかでプレスリリースの成否がわかる!?

”PR”をなんと読むかでプレスリリースの成否がわかる!?

突然ですが

 

PR

 

と聞いてなんと読みますか?

ピーアール

自己PRやPR部門、PR会社…広報部をPR部なんて言ったりもしますが、

これをなんと読むかでプレスリリースを出す時の成否がわかります。

 

少し考えて下さい。

10カウントで答えを出します。

 

10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えです。

 

■「プロフィール」と思った方

それは個人の話が強いかもしれません。

自己PRの時間です!なんて言われると大抵は自己紹介の時間です。

ここでのPRはProfileですね。

 

■「プロモーション」と思った方

これが一番多いのではないでしょうか?

元々日本で「PR」と使う時にこの意味合いが強く、

そもそも日本に入ってきた時点でその意味合いを持って来たそうです。

英語で書くとPromotionですね。

 

が、プレスリリースを書きたいなら間違っています。

これはあるマスメディアが開催する勉強会で言われたのですが、

プレスリリースを書く人、出すならPRを以下の様に読みなさい、と。

 

Public Relations

 

実は「Public Relation」って検索すると、ハフポストのこんな記事が出てきます。

 

PRとは「PUBLIC RELATIONS」ってことを忘れていないか?

https://www.huffingtonpost.jp/hisami-oshiba/prpublic-relations_b_7951804.html

 

どうしても「PR」と短縮するとわかりにくくなりますし、

日本ではPromotionの意味で使われることが多いんですが、

本来はPublic Relationsなんですね。

 

ちなみにGoogle翻訳もアピールしてきます笑

 

 

では、PromotionとPublic Relationで何が違うのかと言う話。

直訳するとなんとなく差がわかります。

 

Promotion = 販売促進、広報宣伝

Public Relation = 公衆(との)関係

 

少し見えてきますよね。

要は会社を世に知ってもらうために行うのがPRであり、

決して押し売りとか販売促進のためだけではないんです。

 

プレスリリースをプロモーションだと思うと押し付けがましくなったりします。

 

>すごくこだわって作りました(自社的には)

>(比較対象もなく)お得です

>新商品が出たから買って下さい。どこで売ってます、買って下さい。

 

私がコンサルに入ると上記のようなリリースはすべてバツをします。

 

ここまであからさまなのは少ないですが、多くは新製品の細かい説明に徹し、

いつから販売し、どこで買えていくらなのか?といった本来必要な情報が抜けます。

またリリースが出る時期も自分たちの都合で、売れなくなった頃に出してきます。

だからいつも「発売中」ですし、決して目新しい情報がなかったりします。

 

PRをPromotionと認識する方の多くは評価基準が自分です。

一方でPublic Rrelationを重視すると内容は異なります。読む人の目線で書くって話ですね。

 

>更にお求めやすくなりました

>効果が○○大学で実証されました

>パッケージが新しくなりました

 

ちょっとした差ではありますが、誰に届けたいのか、誰が読むのか、

そもそもそれを読んで誰が得するのかを重視します。

 

で、ここにはしっかりと発売日や場所が記載されており、

間違っても「ここから買ってね」とQRを貼り付けたりしません。

更にリリースを送るメディア目線でも書けると、取材等につながるわけです。

 

もしプレスリリースを書いている時、自分達の都合ばかりだったら、

少しでもいいので「Public Relation」読む人の気持を考えて見て下さい。

すると一気にメディアへの掲載率は高くなります。

 

余談ですが、PR=Promotionが一番悪く効果を発揮する例を紹介します。

それは「ボランティア」や「災害時」のリリースです。

 

プロモーションであり、販売促進だと考えると

 

>災害時に便利な〇〇を発売しました

>…で採用(購入)頂きました

>(なんの脈略もなく)ボランティアしてきました

 

最後は少しプラスにも働きますが、リリースを出した分の

プラスイメージがつくかというとそれほどでもありません。

これを公衆との関係性を重視した場合、そもそも行動から変化します。

 

>自社製品〇〇を寄付させてただきました。(寄付が必要な場合はコチラ)

>(自社の業務に係る内容で)ボランティアをしてきました。(継続)

>(そもそも納入した、ボランティアしたのリリースを出さない)

 

3つ目が実は最強の宣伝でもあります。

本当に苦しんでいる時、誰かに助けられたら心底感謝します。

リリースという形で広まらなくとも、やはり地域では話題となり、

そこから口コミという形で広まっていきます。

 

私が未だに話すのは東日本大震災後の某美容クリニックの活動です。

一般車両が通行可能となり、各方面からボランティアスタッフが東北へ向かう中、

そちらのクリニックは全国区のクリニックを閉鎖した上で、

会長が全てを負担し有志によるボランティアへ向かいました。

 

非常食の多くが「辛いもの」であり、栄養が偏ることもあり、

クリニックの方はぜんざいの炊き出しと、大量の野菜およびフルーツを

関西方面より大型トレーラー数台で持ち込まれました。

後から知ったのですが、クリニックだからこそ薬やサプリを持ってきては?と思いましたが、

薬などは副作用もあり、サプリもやはり取扱に注意が必要なため、

副作用もなく子供から大人までが気軽に食べられる新鮮な野菜と果物にしたそうです。

 

尚、この活動はメディアには一切報じられておりませんでしたが、

その活動をしる経営者では語り継がれ、何より当時のスタッフは

モチベーションにも繋がったようです。

同時期に一生懸命核シェルターやら非常グッズを売っていた連中がおりましたが、

残念ながらどの会社も現在名前を聞くことはありません。

一方、上記のクリニックはどんどん成長し、名前を言えば誰もが知る存在です。

 

最後になりますがPromotionが悪いと言ってるわけではないので勘違いなさらないでください。

PRというのはPromotionも含んで、Public Relationを行うことであり、

出す側の都合だけではいけないという話をしているだけです。