PDCAとOODAは組み合わせて使う!使い分けとセットでの使い方

スポンサーリンク
PDCAor OODAニュース、日記、その他
PDCAor OODA

最近、OODA(ウーダ)ループというのが出てきました。

元々は軍隊で使われており、日本には2017年ごろから

「PDCAは古い、OODAが良い!」みたいな話が出てきましたが…

「OODA」って知ってる?PDCAの次に流行るかもしれないビジネスメソッド

「OODA」って知ってる?PDCAの次に流行るかもしれないビジネスメソッド | J.Score Style - 人生の選択肢を広げるFinTechメディア
ビジネスの場では浸透しているPDCAサイクル。実は今、PDCAとはまた別のメソッドが注目されています。それが「OODA」。これから注目されそうなOODAとはどのようなものなのでしょうか。

実はOODAは幼稚園児でもやっている行動であり、

それは決して「ビジネスメソッド」でも「フレームワーク」でもありません。

ただ、その行動をOODAに落とし込むことで判断スピードを高めたり、

時に、ライバルとの勝負を有利に運べるからOODAを体系的に学び、

ビジネスや様々な場所で活用していきましょうという話です。

今回はOODAの簡単な説明とPDCAとの違い、

個人的には「PDCAとOODAをセットで使おう」って話を

まとめておりますので、コンサルに言われるがまま採用したり、

ビジネス雑誌から引用していきなり会議で発言する前に読んでみてください。

スポンサーリンク

まずはPDCAのおさらい。Plan Do Check Action

先にPDCAをおさらいします。不要な方は飛ばしてください。

PDCAサイクル

”P”はPlan(計画)を立てる

PはPlanのP、計画を立てます。

営業戦略や広告戦略、新商品の開発やその前のマーケティングなど。

”D”はDo(実行)をする

DはDoのD、直訳すると行動ですがここではP(計画)の実行です。

先に企画した戦略通り、規格通りに行動するという話です。

”C”はCheck(評価)をする

CはCheckのC、行動をしてみて計画通りだったかの確認です。

「この価格と戦略で100万個売れる計画だったが…30万個しか売れなかった」とか、

「この計画と準備で、十分オープンに間に合うはずだったのに…」とか。

”A”はAction(改善)をする

AはActionのA、評価を元に改善案を出して次につなげます。

PDCAサイクルは「サイクル」と付くように一回では終わらないので、

次に始まるPDCAの「P」に繋げるという意味です。

個人的に「Action」ってのがあまりしっくり来ません(笑

OODAループとは?Observe Orient Decide Act

お次はOODAを一つずつ見ていきましょう。

例は後半につけますので、OODAを知ってる方は読み飛ばしてもOKです。

OODAループ

”O”はObserve(観察)する

OはObserveのO。

観察するというか、ビジネスだと情報収集に近いと思います。

今後、判断などをするために必要な情報を集めます。

”O”はOrient(情勢への適応)する

また”O”が来ましたが、今度のOはOrientのO。

先ほど集めた情報を元に、状況を判断します。

データ分析したり、ライバルの分析をするような状況です。

”D”はDecide(意思決定)する

DはDecideのD、意思決定をします。

先ほどの状況判断から、どういった対処をするのか決定します。

”A”はAct(行動)する

AはActのA、行動をします。

意思決定をしたのち、その決定に合わせて行動します。

OODAもループですから、またOに戻ります。

OODA(ウーダ)ループの例

OODA(ウーダ)ループがどう活用されるのか、

二つほど例をあげてみてみましょう。

1.新商品開発に関するOODA(ウーダ)ループ

これから新商品の開発をします。そこにOODAループを活用してみましょう。

①Observe(観察):他社の製品、ユーザーニーズの収集

開発する商品のライバルとなりうる商品情報を集めます。

商品はもちろん広告戦略や媒体、モデルやキャッチコピーなども収集。

また、関連するアンケート調査に関しても必要ですし、

場合によっては独自のアンケートを行う必要もあります。

これがObserve(観察)であり、最初のデータ収集です。

②Orient(情勢への適応):製品のニーズや既存商品の不満が明確化

①のObserve(観察)により集まったデータを元に、

既存商品に関する不満や、ユーザーの望む商品が明確化。情報分析とも言えます。

新製品により、一定数のシェアを獲得できることがわかります。

また、ユーザーが望む商品を提供できる(開発可能)ということもわかりました。

③Decide(意思決定):商品開発や広告戦略を立案

②のOrient(情勢への適応)を元に、商品開発を決定します。

ラインナップや商品名、価格に広告戦略など、

実際の行動に合わせて行動計画を作る段階です。

④Act(行動):プロジェクトスタート

③のDecide(意思決定)で作られた企画に合わせて、

商品開発や販路拡大、宣伝広告を行っていきます。

ここで一つのOODAは完了しますが、実際の売れ行きが悪かったり、

例えば他社が同様の製品をだしてきたりした場合には、

また最初のObserve(観察)に戻ってOODAループを回します。

お次にもう一つOODAループの例を見ていただきます。

ただ、こちらは「もっと身近」にしております。

2.晩御飯に関するOODAループ

お次は晩御飯を何にするか?というOODAループです。

土曜日の夕食時、外食するか自炊するか、友人と食べるか、一人で食べるか…

①Observe(観察):情報の収集。財布の中身と友人の状況

外食するか、自炊するか…友人を誘うか、一人で食べるか…

そもそも「何が食べたいか?」もあれば、お店が空いてるかも問題。

財布の中をみて「給料前でお金がなかったんだ…」と思いつつ

「でも一人は嫌だから」と仲のいい友人に連絡をしてみる。

合わせて相手と待ち合わせる場所の「食べたい店」も探しつつ、

「席が取れるか?」も調べておきます。

②Orient(情勢への適応):友人捕まらず、カレーが食べたい

友人3名に連絡するも予定が合わず。

あれこれ見ているうちに「今日、カレー食べたいわ」となる。

冷蔵庫の中にはカレーの材料はほぼないので、自炊なら買いに行く。

食べに聞くとして、地元にはカレーチェーンか牛丼屋しかない。

一駅、二駅移動したら「おいしいカレー屋」はあるし、カウンターも持ち帰りも可能。

③Decide(意思決定):今日は牛丼屋のカレーで我慢と決定

よく考えると「給料前でお金がない」という要素や、

作るには量が必要、更に作ったあとの片付けも大変なので、

今日は牛丼屋のカレーで済ませると決定。

給料後の来週末、先に連絡した友人とは食事に行くことにした。

④Act(行動):牛丼屋に行き、食券を買う

そうと決まればさっそく牛丼屋へ。A店が満席なのでB店へ行く。

食券を買って夕食は牛丼になりました。

カレーが食べたくなりますように

OODA(ウーダ)ループはとっても身近にある

カレーの事例は「なんじゃこりゃ!」って思うかもしれませんが、

OODA(ウーダ)ループってのはそんなものです。

先にも「 幼稚園児でもやっている行動 」なんて書きましたが、

知らず知らずのうちに皆さん活用されているわけなんです。

それを体系化し、ビジネスで活用するから「OODA(ウーダ)ループ」とか言って、

更に「軍隊が活用して、大きな戦果を得た」なんて話になったわけです。

もちろん、OODA(ウーダ)ループというものを知っているのと知らないのでは大違い、

また、意識して行動するとしないのでも大違いなんです。

OODA(ウーダ)ループを知っていると、相手より有利に立てる場合もあるし、

戦略として「有利に立つ」ことも可能になります。

ただ、まるで「今から身に着けるスキル」のような感じで捉えるのは違うと思います。

OODA(ウーダ)ループの中でPDCAが回ってた

もう一つのポイントは、OODA(ウーダ)ループの中で、

実はちゃっかりPDCAが回ってるという話です。

先ほどの新製品の例でみると③意思決定と④の行動の部分、

これってPDCAのP(計画)とD(実行)の部分ですよね?

OODAループとして「繰り返す」ことを考えてみると、

次のO(観察)や(情勢への適応)により、PDCAのC(チェック)となり、

二回目OODAループのうちD(意思決定)とA(行動)が、

PDCAサイクルのA(アクション)となるわけです。

要するに、細かな内容こそ違えどOODAもPDCAも同じことをし、

似たような結果を目指していくという事なんです。

ただ、PDCAはP(計画)から入り、OODAはO(観察)から入ります。

でも、実際にPDCAを回す際にはPの前に情報収集をして、

その情報を元にP(企画)をしますからね…

個人的にPDCAとOODAを単純に比較する人は

その本質がわかってないというか、理解をされていないというか…

もしくは「PDCAは古い!」と既存のものを否定したり

「OODA(ウーダ)ループ)」という新しいワードを伝えて、

自分のすごさをアピールしたいだけではないかと思います。

PDCAとOODAは津殻強いパートナーになる!

OODAもPDCAも理解した上で活用する

最後に、OODA(ウーダ)ループもPDCAサイクルも、

その内容を理解した上で活用することが重要です。

PDCAサイクルやOODAループといったフレームワークは

「流れを身に着ける」「抜け漏れを防ぐ」のに非常に効果的です。

例えばですが一人の思い付きで「こんな商品は他にない」と企画をし、

会議で「確かに市場にない…ブルーオーシャンだ、やろう!」ってなったとしましょう。

いざ発売してみたら売れない…で、結果は倉庫に在庫の山になるとします。

何がダメだったのか??

OODAループでいえば、最初のOOが抜けていますよね。

データを収集して「ニーズはあったのか?」「価格設定は正しいか?」とか。

万が一企画が出ても「それ、売れる可能性(データ)はある?調べた?」となり、

「全然ニーズがない」「ユーザーが〇円までしか出せない」というデータがあれば、

発売前にストップがかかったり、戦略の見直しなどが行われるでしょう。

また、ここでPDCAサイクルが回っているとしたら、

発売後に売れないと分かった時点で調査をし、

「ユーザーは『高い』と思っており、〇円が限界のようです」とか、

「販路はネットではなく実店舗の方が有効です」とかわかるはずです。

それが一回のPDCAなのか、二回・三回と必要かはわかりませんが、

在庫の山を倉庫に押し込み、それを繰り返すより数倍良いでしょう。

PDCAを理解しているからこそ「売れない理由は?」をチェックし、

それに対して「こうしたら売れるのでは?」という次の行動が出てきます。

このようにPDCAとOODAは重複する部分もありますし、

一緒に使うことが必要になるケースもあります。

PDCAが正しい、OODAが素晴らしいというのはありません。

フレームワークも所詮は道具であり、使う人や使い方次第ですから、

是非「PDCAは古い!」とか「OODAは欠点がある」みたいな

言葉に惑わされず「どう使うべきか?」を考えてみてください。

ちなみに、OODA(ウーダ)ループに関する書籍もあります。

より深く理解したい、様々な事例を知りたい、活用方法を教えてほしいならおすすめですが、

最低限、OODAループを理解したい程度なら正直書籍は不要だと思います。

注意したいのは「PDCAよりOODAだ!」と偏ったものに関しては、

記事に合わせて「PDCAよりOODAが優れているように見せる」傾向にあります。

ただ、実際には優劣が付くものでなく、一緒に使ったりする「別々の道具」であること、

ですから、そういった説明がされている際は注意してください。

また、機会をみて「OODA(ウーダ)ループを活用した戦い方」について

ご説明させていただければと思います。

この戦い方を知っていると、ライバルより有利に戦えるのはもちろん、

OODA(ウーダ)ループの弱点も理解していただけると思います。

以上、PDCAとOODAはセットで使う!どちらが良いかという話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました